挨拶：葬儀BIT
日本での葬儀の挨拶は男性が多いですね
葬儀の際には、喪主や施主の方が最後に挨拶をしている姿を見かけますよね。日本ではたいてい男の人が挨拶することが多いです。たとえば、旦那さんが亡くなった場合は奥さまが喪主をすることが多いですが、挨拶に立つのは喪主の奥さまではなく長男というケースもめずらしくありません。
もちろん、女性が挨拶に立っても問題はありませんが、多くの場合は男性が挨拶するケースが圧倒的に多いでしょう。ですから、男性(とくに長男)は、いつか自分も親の葬儀などで挨拶する機会があると覚悟しておくと良いでしょう。
たいていは、葬儀へ参列してくださった方へのお礼と、今後も変わらないお付き合いをお願いします、という内容になると思います。葬儀を仕切る立場というのは、悲しむ時間がないくらい慌ただしい場合が多いですよね。挨拶の準備もその一つです。
葬儀における遺族の挨拶のポイント
葬儀の際の遺族の挨拶は、通常お通夜と、葬儀の日の告別式の終わりか出棺前に会葬者の前で行います。特に挨拶に決まった形はありません。参列してくれた人たちに対しての感謝の気持ち、そして自分の故人への気持ちをきちんと伝えることで十分です。
悲しい席で、しかも慣れない挨拶をしなければならないことは、遺族にとっては精神的に負担になります。ですから、挨拶は短くてもかまいません。また、上手に話さなくてはいけないとか良い物言いをしなければならないといったプレッシャーを感じる必要もありません。
誰が聞いてもわかる言葉で、素直は気持ちをあらわすことが必要です。挨拶の内容は、まず参列者に対するお礼、故人が生前お世話になったお礼、故人に対しての様々な記憶、そしてこれからの自分たちに対してよろしくお願いしますというお願いが基本となるようです。